排泄物で感染?HIV検査で陽性ならまずクラビット

HIVの感染経路は限られていて、汗や涙、唾液、尿で感染することはありません。
しかし、血液が粘膜や傷口に触れた場合は感染します。
排泄物でも尿は心配いりませんが、便の中には血液が含まれている場合があります。
HIVは、空気や水に触れるとすぐ死にます。
しかし、便の中の血液に含まれていて、それが空気や水に触れる前に粘膜や傷口に接触したら、感染の危険はあります。

感染の確率は低いですが、そうしたことがあって、心配な場合は、万が一のことを考えて、その日から3か月後にHIV検査を受けてみるのもいいでしょう。
気になって、何も手につかないときは、ひと月後に検査を受けるのも無駄ではありません。
ひと月で陽性反応が出ることもあるからです。
そこで陰性となっても、3か月後に再びHIV検査を受けることにはなりますが、早期発見は鉄則ですので、受ける価値はあります。

万が一HIV感染が判明したとしても、適切な治療をすぐ開始することで、普通の生活がおくれます。
薬を欠かさず飲み続けていれば、エイズを発症することなく、天寿をまっとうすることもできます。
まだ体内のウィルスを根絶することはできませんが、エイズが世に現れ、不治の病とされた当時から30年ほどで、ここまで医学が進歩したのですから、近い将来、根治薬が出る可能性は十分あります。
その日まで免疫システムを極力損なわず、体力を保っておくことです。

HIV感染直後から治療を始める際は、クラビットなどの薬を服用し、感染症になるのを予防します。
HIVウィルスを根絶できなくても、こうした感染症予防薬を服用することで、患者たちは普通の日常生活をおくることができています。
そのために、何よりも必要となるのは早期発見です。